ビタミン



<ビタミンA (βカロチン)>

ビタミンAには、
レチノールとβ-カロテン(β-カロチン)の2種類があります。

レチノールは、
レバーやウナギなど動物性のものに含まれる、
ビタミンA効力をもつ成分のことです。

β-カロテンは、
主に緑黄色野菜などの植物性食品に含まれており、
体内でビタミンAに変換されます。

(体内でビタミンAに変化する前駆体のプロビタミンA)

β-カロテンは
体内で必要なだけビタミンAに変換してくれますが、
レチノールは摂りすぎると過剰症が出ることがあります。


酸素は体内に取り込まれたあと
「フリーラジカル」という悪玉活性酸素になって、
人間の中で酸化現象を引き起こします。

これらは遺伝子を傷つけガン発生のもとになったり、
血管にダメージを負わせ動脈硬化や心臓病の引き金になったり、

さまざまな老化現象を引き起こして私たちを傷つけていきます。


ここで私たちの体を守ってくれる抗酸化ビタミンのひとつが、
ベータカロチンなのです。


<ビタミンC>

ビタミンCには色々な働きがあります。

その中でも特に重要なのが、
細胞と細胞を結びつけているコラーゲンと呼ばれる
たんぱく質の生成を助ける働きです。

その他、
肌の張りを保ち、しみや小ジワを防ぐ、体内の酸化防止、
ウィルスや細菌に対する抵抗力を高め、カゼや感染症を予防する、
ストレスを和らげる、血中コレステロールを下げる、
発ガン物質の生成を抑える、
鉄や銅の吸収を助けるなどがあります。

また、自分自身で抗酸化作用があるばかりか、
活性酸素と戦って傷ついたビタミンEを、
もとの元気な状態に還元してくれる作用もあります。

ただ人間は、ビタミンCを合成できないため、
口(食物)から摂取しなければなりません。

しかし、、ビタミンCは水に溶けやすいため、
調理による損失が大きいとされています。


ビタミンCが不足すると
血管・骨・粘膜など細胞の結合が弱くなり、
皮膚のつや・張りなどが失われ、
病気や老化の進行を早めることにもなります。


<ビタミンE>

ビタミンEは、
老化の原因と考えられている過酸化脂質がつくられるのを
妨げるはたらきがあります。

そして、強力な抗酸化作用があり 活性酸素から体を守り 
「癌・心筋梗塞・脳卒中」など
生活習慣病予防に効果を期待されています。


活性酸素は「フリーラジカル」とも呼ばれ 
細胞内での酸素の不完全燃焼で作られた不安定な酸化物です。

この活性酸素が 細胞膜を構成するリン脂質の一員である
「不飽和脂肪酸」を酸化させて 「過酸化脂質」を作ります。

細胞で作られた「過酸化脂質」はどんどん細胞を破壊していくのですが 
ビタミンEは 過酸化脂質の生成を抑制してくれるのです。

そして、このとき「ビタミンC」を同時に摂ると 
この働きを強めてくれるのです。
ビタミンEは脂溶性ビタミンですが、摂りすぎによる害はありません。



ビタミンは脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンに分類されます

脂溶性ビタミン・・・ ビタミンA・D・E・K

水溶性ビタミン・・・ ビタミンB系(B1・B2・ナイアシン・B6・パントテン酸・
            ビオチン・葉酸・B12・コリン)・ビタミンC



ビタミンは 
微量で体の生理機能を調節し、代謝を円滑にする働きをしています。
ビタミンの種類は多く、現在解っているだけでも 
20種類以上が発見されています。



日本ビタミン学界によるとビタミンの定義を

「微量で体内の代謝に重要な働きをしているにもかかわらず
自分で作ることができない化合物」とされています。

ビタミンは体内では合成されないため 
食品として摂取しなければなりません。 

その上、微量で体内で働くことや
相互に助け合って働きを強化していることも多いので 
普段から複数の食品を摂ることや
バランス良く摂るように心掛けることが必要なのです。



しかし、様々な事情で食品からだけでは十分な摂取量を
確保できないのが実情ではないでしょうか。

そのような時は、サプリメントで補給する事もひとつの方法です。


ビタミン不足を簡単に補えるものとして
ビタミン剤(サプリメント)がありますが、
間違った方法で摂っていても効果は薄く、
またビタミンの種類によっては摂りすぎによる
副作用(過剰症)の心配もあります。


例えば、たばこを毎日吸う人はビタミンCを中心に、
疲れ気味の人はビタミンB群というように各自の目的にあわせて
サプリメントを選ばなければ意味がありません。


ビタミン剤を有効に活用するためにも
正確な知識を是非、身につけてください。



そして、水溶性ビタミンであるビタミンB群やビタミンCは、
一度に大量にとっても吸収されなかった部分は、
尿と一緒に対外に排出されてしまします。



できれば1日に3回〜4回に分けてとることで、
効果的な吸収が期待できます。

特に寝る前の服用が効果的です。

脂溶性のビタミンは、脂肪と一緒に摂ると吸収されやすいので、
食後の服用が適しているのです。