無限の可能性を秘めたナノテクノロジー



「ナノ」とは10億分の1という意味。

この小さな世界を扱う「ナノテクノロジー」が、
新聞やテレビの話題になっていた時がありました。
 

ナノテクはさまざまな産業で登場します。

例えば、ナノテクノロジーとバイオテクノロジーの融合として、
ナノバイオ分野 (理学・工学と生物学・医学の融合領域)

などが注目されています。


他に、医療やエレクトロニクス、環境技術、
また化粧品やケア製品などのコスメ分野などなど、
それだけナノテクは基盤技術として重要視されているのです。
 

ただし、このように取り上げられる幅が広すぎて、
具体的な内容を把握しづらいのも事実です。

しかし、ナノテクノロジーの発展は、
それまで単一の機能しかなかった素材に
様々な付加機能を付与することを可能にしたのも事実なのです。


ただ、良いことばかりではありません。
ナノテクノロジーにより
コンピュータを腕に埋め込むほどに小さくすることや
橋や飛行機の材料をもっと強く軽くすることも可能になることにより、

環境活動家の中には、物質を分子レベルで操作する
最先端のナノテクノロジーが、
その微小さが故に極めて危険な環境汚染を引き起こすのではないか

という危惧する人もいるのです。

ナノ物質は非常に小さいのでほとんど全てのフィルターを通過してしまい、
目に見ることはできません。

カーボンナノチューブのようなものは自然界には存在しないので、
もし、問題が生じてナノ物質を通常の環境から除去しようとしても、

それはすでに手遅れになるのです。

実験室の外に出たナノ物質を検出するセンサーは存在しないのです。